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ブログやSNSの発信をしていて、
「なんだか内容が普通だな」「言っていることは正しいけれど、誰の心にも響いていない気がする」と感じることはありませんか?
実は、僕もよくそう感じることがあります。
これは発信者のタイプにもよりますが、僕のように「お商売」に役立つ「法則」や「理論」を伝えたいタイプは、どうしても内容が抽象的になりがちです。
もちろん、読者のためを思って書いているので、それなりに「役立つ感じ」には仕上がります。
しかし、どこか一般論的というか、「それで、具体的にどうすればいいの?」という物足りなさを読者に抱かせてしまうのです。
このブログは、『お布施ブログ攻略マニュアル』の第4章-4「ブログに命を吹き込む。公和式「物語術」」です。(※全7章をランダムに書き進めています。これまでの記事一覧)
命を吹き込むリアル物語
そんな、内容が「型」にハマってしまいがちな方にオススメしたいのが、抽象的な原則のすぐ隣に、具体的な例の「物語」を添えることです。
それも、あなたのお客様(ペルソナさん)が日常で実際に遭遇しそうな、リアルな状況の物語を。
この「具体の力」を使いこなしている素晴らしいお手本が、調達部門の人材育成スペシャリストである「応援のチカラ」の佐藤公和さんです。
佐藤さんは調達部門に特化したお役立ちブログを毎年執筆されており、「ブログ100チャレンジ」の常連でもあります。
毎年さまざまな工夫で記事の質を上げておられますが、2026年の佐藤さんは、特に「リアルな物語の力」を感じさせる記事を量産されています。
専門外である僕が読んでも、佐藤さんの説く組織づくりや人材育成のエッセンスがスッと胸に入ってくるのです。
これはなぜか。
ノウハウの解説とともに、調達部門の現場で起きている生々しい状況を「物語」として理解できるからです。
現場の空気感が浮かんでくるような具体的なエピソードがあることで、語られるノウハウの説得力が増し、読み手の理解の解像度が格段に上がります。
そして何より、佐藤さんがいかに現場を知り尽くしているかという「現場度」が、言葉の端々から伝わってくるのです。
この手法は、スモールサービスを営む皆さんにとって、真似しない手はありません。
ノウハウに「物語」を添える
実践する方法はとてもシンプルです。お客様に伝えたいノウハウに、お客様のリアルな物語を添える、ただそれだけです。
例えば、ワーママ向けの片付けサービスを営んでいる方が、「キッチンの食品ストックを管理するコツ」を伝えるとしましょう。
「3つの周期に合わせてストック場所を分ける」というノウハウを書く際に、「仕事帰りに慌てて買い物に行き、すでに家にあるのに同じカレールーを買ってしまった。パントリーの奥からは賞味期限切れの缶詰がゾロゾロ……」といった、お客様が「あるある!」と膝を打つような具体的なエピソードを差し込むのです。
また、バリキャリ女性向けの睡眠促進アロマサロンで、ここ一番で踏ん張る時の「緩め方」として2つのストレッチ法を伝えるとします。
その際、「明日のプレゼンのことが頭から離れず、ベッドに入ってもパソコンのキーボードを叩く指の動きが止まらない。肩が耳の高さまで上がってしまうほど緊張している夜に……」といった具体的な情景を添えてみてください。
単なるノウハウが、お客様が直面するような具体的なお話とともに語られることで、情報は驚くほどスムーズに頭へ入るようになります。
一つのノウハウに一つの物語
理想的なのは、「一つのノウハウに対して、一つの物語」が対応している状態です。
これができると、お客様の理解度と納得感は飛躍的に高まります。
お役立ちブログは、どうしても正論や抽象論に寄ってしまいがちです。
だからこそ、意識的に物語を添えてみてください。あなたの知識という「骨組み」に、お客様の日常の物語という「肉付け」をすることで、記事に命が宿ります。